2014年7月25日金曜日

FD研究集会にて

7/24()、全学FD研究集会が開催され、教職員約500人の参加がありました。「研究者の行動規範」をテーマに掲げ、CITI Japanの市川家國先生を講師にお招きし ご講演いただきました。
昨今、論文改ざん、生命倫理に反する研究、不正経理など、さまざまなミスコンダクトが相次いで発生しており、研究者の倫理観や、倫理教育の徹底が求められています。
そのような状況の中で、文部科学省所管の「研究機関における公的研究費の管理・監査のガイドライン」が改正され、不正を事前に防止するための取組や組織としての管理責任の明確化など、効果的な取組が求められるようになりました。
示された内容として“コンプライアンス教育の義務化”があり、近畿大学としても全学的に取組むべきことであり、eラーニングシステムを活用したコンプライアンス教育の受講や管理の徹底をすべきであると判断しました。
近畿大学のメディア露出も多く、グローバル化を謳う以上は、教職員一人一人が国際基準の不正防止 危機管理の“自覚”をお願いしたいと思います。


2014年7月24日木曜日

講義にて

7/23(水)、薬学部1年生生対象「薬学概論」の一コマをお借りして、講義をさせていただきました。
「がん診療から学んだこと」 と題し、一研究者として、一人の人間として理解しておくべき心構えについてメッセージを伝えました。汗も滴る暑い日に 多くの学生に出席いただき、満席の中 みなさん熱心に耳を傾けてくれました。
“何のために学ぶのか?” 研究者の倫理観について議論の絶えない昨今、その目的が逸れてしまわないよう、常に意識して勉学に取り組んでほしいと思います。

2014年7月12日土曜日

台風一過

先日、台風8号が日本列島を襲いました。近畿大学には、奄美大島に水産研究所実験場があり、福岡、和歌山には学部や高校があるなど、台風の影響をうけやすい地域に施設を擁しています。そのため台風が発生する度に大変心配をしますが、不幸中の幸い、今のところ大きな被害情報は聞いておらず、一安心しているところです。しかし一方で、全国の様々な地域で、甚大な傷跡が残ったところもあります。被害に遭われたみなさまに 心よりのお見舞い申し上げ、一刻も早い復旧を願っております。 さて、その頃(7/10~11)私は北海道に出張しておりました。北海道恵庭市には近畿大学のバイオコークス研究所があり、研究にご協力いただいている方々との意見交換や、施設視察に行ってきました。台風の最中、予定通り帰れるか心配でしたが、多少の遅延程度で無事に行程を終え 安堵しているところです。
とはいっても、来週は福島県で日本消化器学会に出席。その後もまた出張やメディア取材などで、大学を留守にする日が続きます。私の予定はまだまだ台風一過とはいきませんが、みなさまにおかれましては、空梅雨で気温も湿度も高い日が続きます。体調管理には十分お気を付けください。
※写真は、研究所にて バイオコークスのエラー品を使っての堆肥化研究について視察させていただいているところです。

2014年7月4日金曜日

近畿大学研究シーズ発表会

7/3()、近畿大学リエゾンセンター主催 『近畿大学研究シーズ発表会』 を開催しました。
6/3()の近畿大学東大阪キャンパスでの開催に続き、今回は首都圏の企業様とのビジネスマッチングを狙い、東京(大田区産業プラザPiO)で2回目の開催となりました。
定員をはるかに超える約220人の企業の方にご参加いただき、満員御礼の大盛況でした。
近畿大学は「モノづくりのまち東大阪市」に腰を据えています。
今回の催しを通じ、首都圏の「モノづくりのまち大田区」を中心に、首都圏、東日本地域における産官学連携活動の積極的な展開を目指していきたいと考えています。