2014年4月5日土曜日

当たり前を打ち破って

本日4/5()東大阪キャンパスにおいて、平成26年度入学式を挙行しました。
4/2()は和歌山キャンパス・生物理工学部、4/3()広島キャンパス・工学部、4/4()は福岡キャンパス・産業理工学部の入学式を挙行し、無事全ての入学式を終えることができました。
新入生諸君、保護者・ご家族のみなさま、ご入学 誠におめでとうございます。
 
さて、東大阪キャンパスの入学式は、毎年 若手職員でプロジェクトチームを結成し、自由な発想で新入生を歓迎しようと企画している一大イベントです。
更に今年は「Break through!」をテーマに、本学OBの音楽プロデューサー つんく♂氏に入学式をプロデュースしていただきました。
全ては新入生諸君のために、プロジェクトメンバーが企画しましたが、どのように感じたでしょうか?我々のメッセージは届きましたでしょうか?
これからの大学生活に希望を感じていただけたなら幸いです。
 
物理学者のアインシュタインは、常識が大嫌いで、18歳までに身につけた偏見の寄せ集めのような人物だったそうです。しかし、そんな人物だったからこそ、自らの才能を開花させ、新しい発見や業績を残し、ノーベル賞を受賞するまでの功績を残せたのでしょう。
彼は特別な才能を持っていたのかもしれませんが、澄んだ感性や好奇心を常識が邪魔する経験は誰にもあるでしょう。
新入生諸君にはこの大学生活で、小賢しい常識の衣を着ず、自由な発想で様々なことに取り組んでいただきたいと思います。
私は、「性格」というのは両親からもらったものであり、基本的には変わることはないと思っています。しかし、これまでの自分自身の性格という殻から、「Break through」することで、「人格」というものが確立されるのだと考えています。
まさに、本学の建学の精神である「人格の陶冶」です。
新入生諸君が本学を卒業した後に旅立つ社会は、君たちの「性格」ではなく、「人格」をもって評価を下します。
これらのことを肝に銘じ、今日からの大学生活を邁進してください。
 
改めまして、全キャンパスの新入生諸君、ご入学 本当におめでとうございます。