2014年9月18日木曜日

附属豊岡高等学校 創立50周年を祝して

9/14()近畿大学附属豊岡高等学校の創立50周年記念式典が執り行われました。
脳科学者の茂木健一郎先生をお招きした記念式典には、生徒を含め1,000人を超える卒業生・関係者の方にご参加いただき大変好評でした。
この附属豊岡高等学校は、但馬・丹波の自治体などからの要請を受け、近畿大学初代総長の世耕弘一先生のご決断で1964年に女子校として創立されました。その後、地域に認められる学校になるため、様々な改革を繰り返しながら、現在の進学校へと至っています。
今後も更なる発展を遂げるためには、附属豊岡高校としての独自性、特徴、利点を生かした教育環境、教育目標が求められます。
私は近畿大学医学部に在籍していた時から、附属豊岡高校生が医学部入学試験で高レベルな点数を取り、また、多くが難関国公立大学に進学することを知っていました。本校はこのような輝かしい伝統があります。兵庫県の有名高校に負けず、お互いが切磋琢磨し 競い合いながら、勉学されることを祈ります。
中学校・高等学校で身に付けることは、知識は勿論の事、社会から必要とされる人としての基礎(素直さ、優しさ、勤勉さ、頑張り、勇気)を習得することではないでしょうか。自分の利点を伸ばすとともに欠点を知り、それを補うべく努力することです。それを生涯続け、成し遂げるだけの基礎を培ってください。どのような状況にいても、弱者を助け、他人の立場に立って物事を判断できる人間になっていただきたいと思います。
この度50周年を迎えられたことを心からお祝い申し上げます。
50周年記念誌より一部引用)