今年もあと僅かとなってきましたが、3年生(平成27年卒業予定者)は、業界研究や自己分析など、本格的に就職活動を始めようとしています。
昨日は薬学部とキャリアセンターが開催した、医薬品業界合同企業研究会で、約50社の企業様にお集まりいただき、大勢の学生が熱心に耳を傾けました。その後は、情報交換会を実施し、採用担当の方々と本学教職員が意見交換を交わしました。
大学のブランド力向上において、就職実績というものは大きなウェイトを占めています。その向上のために、教職員のみなさまは、単に就職活動生に“就職指導”をするのではなく、入学前、入学時から“キャリア教育”を施すということを理解し、4年間を見越した教育を実践していかなければ、大きな成果には繋がりません。(付言するなら高校(附属)からの7年一貫教育)
また、学士レベルの資質能力を備える人材育成は重要な課題であり、避けては通れないことでしょう。学生を社会に送り出す際に、我々はその質の保証をしなければなりません。学士力における汎用的技能を育成するために、ルーブリックのような基準をつくっていくことは重要です。
教職員のみなさまは、学生に知識を与えるだけでなく、このような仕組みづくりや方法についても考えていただきたいと思います。そうすることが、本学の建学の精神に謳われる「人格の陶冶」を裏付けできる人材育成に繋がります。ぜひ今回のような機会で
採用現場の生きた声を聴き、仕組みづくりや、対学生に対して活かしていただければ嬉しく思います。
学生のみなさんは、これからの就職活動を悔いのないように動きまわりましょう。